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マイコプラズマの性病検査はどう受ける?検査方法と自宅で調べる際の注意点

この記事では、マイコプラズマの性病検査で何を調べるのか、検査方法や検査キットを選ぶ際のポイント、自宅で検査したいときの選択肢について分かりやすく解説します。

 

結論からいうと、性感染症として特に重要なのはマイコプラズマ・ジェニタリウム(Mycoplasma genitalium)です。

厚生労働省も、性的接触によって感染する可能性がある感染症として挙げています。

 

そこで、郵送検査を利用するときは単に「マイコプラズマ対応」と書かれているかだけでなく、対象菌種や採取部位、同時に検査できる性感染症まで確認しましょう。

検査内容や料金は変更される可能性があるため、申し込み前の公式確認も大切です。

 

マイコプラズマは性病検査で調べられる

「マイコプラズマ」と聞くとマイコプラズマ肺炎を思い浮かべる方もいますが、性感染症として問題になる菌とは異なります。

性病検査を探す場合は、単に「マイコプラズマ」という名称だけで判断せず、どの菌を対象としている検査なのかまで確認することが重要です。

性感染症で問題になるのは主にマイコプラズマ・ジェニタリウム

性感染症として特に重要視されているのが、Mycoplasma genitalium(マイコプラズマ・ジェニタリウム)です。

 

厚生労働省は「非クラミジア性非淋菌性尿道炎・子宮頸管炎」の原因としてマイコプラズマ・ジェニタリウムなどを挙げています。

日本性感染症学会の「性感染症 診断・治療ガイドライン2026」にも、マイコプラズマ・ジェニタリウム感染症が独立した項目として掲載されています。

 

また、マイコプラズマ肺炎の原因菌であるMycoplasma pneumoniaeとは別の菌です。STD研究所も性感染症検査の解説で両者を区別しています。

参考:厚生労働省「性感染症」

 

無症状でも感染している可能性がある

マイコプラズマ・ジェニタリウムに感染しても、必ず症状が出るとは限りません。

CDCも、感染者では症状がみられないことがあると説明しています。

 

症状が出る場合、男性では排尿時の違和感や尿道からの分泌物、女性ではおりものの変化などがみられることがあります。

ただし、症状だけでクラミジア・淋菌・マイコプラズマを区別することはできません。

 

症状がある場合や、パートナーが性感染症と診断された場合などは、検査の必要性を医療機関へ相談することが大切です。

参考:CDC「About Mycoplasma genitalium」

 

クラミジアや淋菌とは別の検査項目になる

マイコプラズマ・ジェニタリウムは、クラミジアや淋菌とは異なる病原体です。

そのため「クラミジアと淋菌が陰性だったからマイコプラズマも陰性」とは判断できません。

 

尿道炎などの症状が続くケースでは、マイコプラズマ・ジェニタリウムが原因となることがあります。

CDCでは、再発・持続する非淋菌性尿道炎などでM. genitalium検査を推奨しています。

 

クラミジア・淋菌とマイコプラズマを一緒に調べられる検査セットもあります。

原因を幅広く調べたい場合は、検査項目を見比べて選びましょう。

 

マイコプラズマの性病検査で確認したい3つのポイント

郵送検査キットを選ぶときは、「マイコプラズマ対応」という表示だけで決めるのではなく、検査対象や検体、検査方法を確認することが大切です。

 

特に同じ「マイコプラズマ」という表現でもサービスによって検査項目が異なるため、次の3点を申し込み前に確認しましょう。

ポイント①:検査対象の菌種を確認する

「マイコプラズマ検査」と表示されていても、対象菌種はサービスによって異なります。

 

たとえばSTDチェッカーでは、Mycoplasma genitalium、Mycoplasma hominisなどを含むマイコプラズマ・ウレアプラズマの検査を案内しています。

一方、さくら検査研究所では「マイコプラズマ・ジェニタリウム検査」と菌種を明示しています。

 

したがって、特にM. genitaliumを調べたい場合は検査対象に明記されているかを確認することが重要です。

 

ポイント②:尿や腟ぬぐい液など採取する検体を確認する

性感染症の検査では、調べたい感染部位に応じて尿や腟ぬぐい液などを使用します。

 

厚生労働省の資料では、M. genitaliumの診断補助に尿または子宮頸管擦過物を用いる検査が示されています。

CDCも核酸増幅検査について尿、尿道、子宮頸管、腟などの検体を挙げています。

 

郵送検査でも、男性は尿、女性は腟などから採取するサービスがあります。

自分が調べたい感染部位に合った採取方法になっているかを確認しましょう。

 

ポイント③:PCRなど核酸増幅法の検査か確認する

マイコプラズマ・ジェニタリウムは培養が難しい菌で、検査では核酸増幅法が用いられます。

CDCはM. genitaliumについてNAAT(核酸増幅検査)を診断に利用できると説明しており、厚生労働省資料でもリアルタイムPCR法を利用した検査が示されています。

 

郵送サービスではPCR法などを採用しているところがあります。

申し込み前に検査方法と対象菌種の両方を確認すると、目的に合った検査を選びやすくなります。

 

参考:日本性感染症学会「性感染症 診断・治療ガイドライン」

 

マイコプラズマを調べられる郵送性病検査の選択肢

病院へ行く時間が取りにくい場合や、まず自宅から検査を始めたい場合は郵送検査キットも選択肢になります。

 

ただし、サービスごとにマイコプラズマの対象菌種やセット内容が異なります。

また、価格や販売中のキットは変更される可能性があるため、以下は特徴を確認するための候補として比較してください。

 

サービスマイコプラズマ関連の公式確認状況確認ポイント
ルナドクターマイコプラズマを含む検査キットあり対象菌種・セット項目を確認
性病検査STDチェッカーマイコプラズマ・ウレアプラズマ検査あり菌種と検査セットを確認
ふじメディカル現在の公式一覧ではM. genitaliumの明記を確認できず最新の検査項目を要確認
予防会マイコプラズマ・ウレアプラズマ検査あり男性・女性別の採取方法を確認
さくら検査研究所M. genitalium検査を明記単項目・セット内容を確認

ルナドクター

ルナドクターでは、男性向けの尿検査や女性向けの検査キットにマイコプラズマを含む商品が用意されています。

男性向けではクラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマを調べられる検査キットが公式ページで確認できます。

 

検査項目が複数あるため、クラミジアや淋菌などもまとめて調べたい場合に候補となります。

ただし、「マイコプラズマ」の具体的な対象菌種は購入画面で最新情報を確認してください。

 

料金や検査セットの内容は変更される可能性があるため、申し込み前に最新条件を確認しましょう。

 

\自宅で受けられる検査項目を確認/

マイコプラズマを含む最新の検査内容を確認できます

 

性病検査STDチェッカー

性病検査STDチェッカーでは、マイコプラズマ・ウレアプラズマを対象とした郵送検査を提供しています。

男性向けのタイプCでは、クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマの4項目を尿から検査でき、マイコプラズマ・ウレアプラズマではPCR法を採用していると案内されています。

 

また、公式解説では複数のマイコプラズマ・ウレアプラズマ菌種を検査対象として説明しています。

M. genitalium以外も含めて確認したい場合は、現在の対象菌種を公式ページで確認して選びましょう。

 

\検査対象の菌種を確認/

マイコプラズマ対応キットの内容を確認できます

 

ふじメディカル

ふじメディカルは、自社ラボを持つ登録衛生検査所として郵送の性感染症検査を提供しています。

公式サイトではクラミジア、淋菌、HIV、梅毒など複数の郵送検査を確認できます。

 

一方、今回確認した現在の公式検査キット一覧では、マイコプラズマ・ジェニタリウムを検査対象として明記した商品を確認できませんでした。

 

そのため、マイコプラズマ検査を目的に利用する場合は、申し込み前に現在の対応状況を必ず確認してください。

 

\現在の検査項目を確認/

利用前にマイコプラズマ対応の有無を確認しましょう

 

予防会

予防会では、性器マイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症の郵送検査キットが案内されています。

公式ページによると、男性では尿、女性では綿棒で採取した検体を使う検査が用意され、返送された検体は登録衛生検査所で検査されます。

 

クラミジアや淋菌などを含むセットもあるため、マイコプラズマだけを調べるのか、ほかの性感染症も一緒に調べるのかを決めてから選ぶと分かりやすいでしょう。

 

\検査セットの内容を確認/

男女別の検査方法やセットを確認できます

 

さくら検査研究所

さくら検査研究所では、マイコプラズマ・ジェニタリウムを検査対象として明示しています。

公式サイトではM. genitalium単項目の検査のほか、クラミジア・淋菌・トリコモナスなどを組み合わせたセットが案内されており、検査方法にはPCR法を採用しています。

 

M. genitaliumを指定して検査したい場合は、対象菌種が明示されているか確認しやすいサービスの一つです。

料金やセット構成は変わる可能性があるため、購入時に最新情報を確認してください。

 

\M. genitalium対応キットを確認/

単項目とセット検査の最新内容を確認できます

 

検査で陽性だった場合は医療機関で相談する

郵送検査は感染の可能性を調べる手段として便利ですが、陽性結果が出た後は適切な治療につなげることが重要です。

特にM. genitaliumでは薬剤耐性が問題になっており、抗菌薬の種類を自己判断で決めるのは避ける必要があります。

 

自己判断で抗菌薬を使わない

マイコプラズマ・ジェニタリウムでは、抗菌薬に対する耐性が問題となっています。

厚生労働省の資料でも、近年の薬剤耐性菌増加が課題として示されています。

 

そのため、以前余った抗菌薬を飲む、インターネット上の情報だけで薬を選ぶといった対応は避けましょう。

検査が陽性の場合は医療機関で結果を提示し、医師の判断に基づいて治療を受けることが重要です。

 

パートナーについても相談する

性感染症はパートナー間で感染する可能性があります。

CDCでは、症状のあるM. genitalium感染者の性的パートナーについて検査を検討できるとしています。

 

自分だけが治療しても、パートナーに感染が残っていれば再び感染する可能性を考える必要があります。

陽性だった場合は、パートナーが検査を受ける必要性についても医療機関へ相談するとよいでしょう。

 

強い症状がある場合は郵送検査を待たず受診する

排尿時の強い痛み、膿のような分泌物、強い下腹部痛、発熱などがある場合は、郵送検査の結果を待つより医療機関へ相談することを優先してください。

 

性感染症にはクラミジアや淋菌などマイコプラズマ以外の原因もあり、症状だけで原因を特定することはできません。

症状が強い場合や悪化している場合は、自宅検査だけで判断せず診察を受けることが大切です。

 

マイコプラズマの性病検査でよくある質問

マイコプラズマの検査を受ける前に迷いやすいポイントを整理します。

検査対象や治療の必要性は状況によって異なるため、不安が強い場合は医療機関にも相談してください。

 

マイコプラズマは性病ですか?

マイコプラズマ・ジェニタリウムは性感染症の原因菌です。厚生労働省も、性的接触によって感染する可能性のある感染症として挙げています。ただし、肺炎を起こすマイコプラズマ・ニューモニエとは別の菌です。

マイコプラズマは尿検査で分かりますか?

男性などでは尿を用いた核酸増幅検査が利用されています。女性では腟や子宮頸管から採取する方法もあります。検査キットを使う場合は、対象となる感染部位と採取方法を確認してください。

クラミジアが陰性ならマイコプラズマ検査は不要ですか?

クラミジアとM. genitaliumは別の病原体なので、クラミジア陰性だけでM. genitalium陰性とは判断できません。症状が続く場合などは医療機関に相談してください。

マイコプラズマは自宅で検査できますか?

郵送検査キットを利用して自宅で検体を採取し、検査機関へ返送するサービスがあります。ただし、サービスによって対象菌種が違うため、「マイコプラズマ」という表示だけでなくM. genitaliumを含むか確認しましょう。

郵送検査で陽性だったらどうすればいいですか?

医療機関へ相談し、検査結果を伝えて診断・治療につなげてください。M. genitaliumでは薬剤耐性も問題となっているため、抗菌薬を自己判断で使用するのは避けましょう。

マイコプラズマの性病検査は検査項目を確認して選ぼう

性感染症として重要なマイコプラズマ・ジェニタリウムは、尿や腟などの検体を用いた核酸増幅検査で調べることができます。

クラミジアや淋菌とは別の病原体なので、何を検査できるキットなのかを確認することが重要です。

 

郵送検査を利用する場合も、「マイコプラズマ」という名称だけで選ばず、対象菌種、検体、検査方法、同時に調べられる性感染症を比較しましょう。

症状が強い場合や、陽性結果が出た場合は医療機関への相談が必要です。

 

検査項目や料金、販売されているセットは変更されることがあります。

自宅検査を利用する場合は、各サービスの公式ページで最新の対象菌種と検査条件を確認してから申し込みましょう。

 

\自分に合う検査項目を確認/

対象菌種と検査セットを確認して選びましょう

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